こんにちは。らむねです。
家や土地の名義、財産や相続に関して、まさか後々「もめる」事を前提に決める人はいないはずです。
その決断がその時のベストだったはずで、
今の時代、分からないことはインターネットである程度調べることも可能です。
しかし、状況が変わり予想外の出来事が起きることも……。
今回はそんな家族のお話です。
お金や両親の力よりも強い、●●とは? 手に入れた夫VS 嫁家族
武村良太郎さん(43歳)は妻・志保さん(41歳)と結婚13年目。
小学生の子ども3人と暮らしています。
良太郎さんと志保さんの出会いは職場でした。仕事ではほとんど関わりのなかった2人ですが、
社員旅行をきっかけに仲良くなり、交際するように。
交際していることは、ごく一部の親しい人にだけ伝え、
会社の上司には結婚が決まるまで言わずに付き合ってきました。
良太郎さんの実家は長野県で小さな商店を営んでいました。
近所に大型スーパーなどができる中、かなり経営が厳しい時もありましたが、
両親の頑張りでどうにか経営を続けてきていました。
そんな中、良太郎さんは大学進学を機に上京、そのまま今の会社に入社したのでした。
両親はもともと「商店は1代で閉める」と言っていましたが、
姉夫婦が結婚を機に商店をコンビニに切り替えたことで、お店自体をつぶさなくても済み、
今でも両親は時々店に立っています。
しっかり者の彼女
一方、志保さんは渋谷区にある高級住宅街の実家で生まれ育った、1人娘のお嬢様。
小学校から大学まで一貫教育の私立学校に通い、結婚まではずっと実家に住んでいました。
そんなお嬢様育ちの志保さんでしたが、両親の方針で、学生時代からアルバイトをするなど、
金銭感覚や一般常識の面ではかなり、しっかりした一面を持っていました。
実際、交際してから初めて良太郎さんが志保さんを家まで送ったときまで、
志保さんがお嬢様育ちだと分からなかったほど、志保さんは「普通の感覚」をもって生活していました。
そして2人は1年間の交際を経て結婚することに。
結婚式は海外で家族と親しい友人だけを招待して挙げました。
結婚後は、通勤に便利な場所にマンションを借りて暮らしていました。
しかし、志保さんの妊娠を機に「家を購入」することを決意。マンションの内覧会や、住宅展示場などに行き、
「家」についての勉強を始めました。
全てが順調な2人の結婚生活。しかし、この育ちの違いが、思わぬ事態を引き起こす原因に。
(2019.04.18)